既婚者なのに
好きな人ができたとき
職場や習い事、昔の友人。結婚しているのに、気づけばある人のことばかり考えている。そんな自分に戸惑い、誰にも言えずにいる人もいます。この記事では、その気持ちを否定せずに中身を分けて考え、動く前に確かめておきたいことを整理します。
好きになること自体は、責めなくていい
この記事は、まだ関係が始まる前、日常の中で好きになってしまった段階を扱います。すでに近い関係にある相手に気持ちを伝えるか迷っているときはセカンドパートナーに告白するか、マッチングで出会った相手に本気になったときは既婚者マッチングで本気になってしまったらで扱っています。
結婚していても、人を好きになる気持ちが止まるわけではありません。毎日顔を合わせる人や、自分の話を丁寧に聞いてくれる人に心が動くのは、珍しいことではありません。
気持ちが生まれることと、それをどう扱うかは別の話です。自分を責めすぎると、かえって冷静に考えられなくなります。まずは気持ちがあることを認めるところから始めてください。
その「好き」の中身を分けてみる
「好きな人ができた」という一言には、いくつかの違う気持ちが混ざっていることがあります。近いものを探してみてください。
寂しさを埋めてくれる人——家庭で話を聞いてもらえない、分かってもらえない、という寂しさが先にある
ときめきそのもの——誰かを好きになる感覚を久しぶりに味わっていて、その感覚が心地よい
あこがれ——仕事ぶりや人柄を尊敬していて、近づきたい気持ちが恋に見えている
本気の恋——相手の生活や将来まで考えてしまい、一緒にいる時間を本気で求めている
寂しさが中心なら、向き合う相手は好きな人ではなく、寂しさを生んでいる家庭の状況なのかもしれません。その場合は既婚者なのに寂しいや夫婦の会話が減ったときも参考になります。
動く前に確かめたいこと
気持ちを相手に伝えたり、二人で会ったりする前に、次のことを一度紙に書き出してみてください。
独身の相手との関係は相手が独身のセカンドパートナー、法律上の境界線は慰謝料が問題になる境界線で整理しています。
選べる道は一つではない
好きになったからといって、「伝える」か「諦める」かの二択しかないわけではありません。
気持ちは自分の中にとどめる——好きでいること自体は誰にも迷惑をかけない。行動に移さず、時間に任せる
少し距離を置く——二人きりになる場面や、私的な連絡を減らす。気持ちが落ち着くかを見る
家庭の問題に向き合う——気持ちの背景に夫婦の不満があるなら、そちらを先に話し合う
関係を持つなら前提をそろえる——お互いが家庭を尊重する前提で、ルールを決めてから関係を考える
どれを選ぶかに正解はありません。ただ、勢いで決めず、少なくとも数週間は気持ちの変化を見てから決めるほうが、後悔は少なくなります。
やめておきたい動き方
お酒の席や勢いで気持ちを伝える——相手を困らせるだけでなく、職場などでは周りに知られるきっかけになる
相手の家庭を壊す前提で話を進める——「いずれ離婚する」と相手に期待させると、どちらも動けなくなる
配偶者に隠しきれないほど態度が変わる——スマホを手放さない、帰りが遅くなるなど、変化は家族に伝わりやすい
相手の気持ちを確かめるために試す——わざと連絡を断つ、嫉妬させるなどの駆け引きは、関係をこじらせる
気持ちを伝えるかどうか迷ったときの考え方は、セカンドパートナーに告白するかの「伝える前に確かめたいこと」の節でも扱っています。
気持ちが苦しくなってきたら
好きな人のことを考える時間が増えるほど、家庭との間で気持ちが引き裂かれて、苦しくなることがあります。
- 気持ちを日記やメモに書き出して、頭の中から一度外に出す
- 好きな人と関係のない予定(運動、趣味、友人との時間)を意識して入れる
- 信頼できる第三者やカウンセラーに、状況を伏せたまま相談する
- 眠れない・食べられないなど体に出てきたら、医療機関も頼る
関係が始まったあとのつらさはセカンドパートナーがつらい・苦しいとき、やめたいのに気持ちが離れないときはやめたいのにやめられないで扱っています。
まとめ
- 既婚者が人を好きになること自体は責めなくていい。気持ちと行動は分けて考える
- 「好き」の中身は、寂しさ・ときめき・あこがれ・本気の恋などに分かれる
- 動く前に、相手の立場、生活との重なり、家庭と法律への影響、自分が望むことを書き出す
- 選べる道は、とどめる・距離を置く・家庭に向き合う・前提をそろえる、など一つではない
- 勢いで伝える、相手に期待させる、駆け引きをする、といった動き方は避ける
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