婚外恋愛を
やめたいのにやめられない
「もう終わりにしよう」と何度も思ったのに、連絡が来るとまた返してしまう。会えば楽しくて、帰り道にまた後悔する。婚外恋愛では、やめたい気持ちとやめられない気持ちが同時にあるのは珍しいことではありません。責める前に、なぜやめられないのかと、離れるまでの順番を整理してみます。
この記事で扱うこと
相手に別れをどう伝えるかの手順と文例はセカンドパートナーとの終わり方で扱っています。この記事は、その前の「自分の中でやめると決めきれない」段階の話です。
やめると決めたのに戻ってしまうのは、意志が弱いからとは限りません。関係の性質そのものに、やめにくくなる理由があります。
やめられない理由
ほかに話せる人がいない——家庭の不満や本音を話せる相手がその人だけになっていて、失うと誰にも話せなくなる
会える時間が限られている——いつでも会えるわけではないので、会えたときの印象が強く残り、悪い面が見えにくい
終わりが決まっていない——結婚と違って、続ける約束も終わる約束もない。きっかけがないまま続いてしまう
秘密を共有している——誰にも言えないことを二人だけが知っている感覚が、結びつきを強くする
やめた後が想像できない——関係がない日常に戻ったとき、何が残るのか分からなくて不安になる
どれも「相手が特別だから」というより、「関係の置かれ方」から来ています。そう分かるだけでも、自分を責める気持ちは少し軽くなります。
やめどきのサイン
次のようなことが増えてきたら、関係を見直す時期かもしれません。
会ったあとに後悔のほうが大きい——楽しさより、罪悪感や虚しさが残る日が多くなった
家族に嘘を重ねている——言い訳や嘘が増え、それを覚えておくことに疲れている
相手の家庭に嫉妬する——最初に決めた距離感が守れなくなり、相手の配偶者や家庭の話がつらい
自分の生活が回らない——仕事や子どものことより、相手からの連絡が気になっている
お金や約束で無理をしている——会うための出費や約束が、自分の許せる範囲を超えている
相手の言動で振り回される——連絡の頻度や態度で、一日の気分が決まってしまう
一つ当てはまったから終わり、というものではありません。ただ、いくつも重なっているなら、関係が自分を消耗させ始めているサインです。
自分の中で決めるまでの順番
やめられないときは、いきなり「今日で終わり」と決めるより、順番に整理したほうが戻りにくくなります。
- この関係で得ているもの(話せる・認められる・楽しい)を書き出す
- この関係で失っているもの(時間・お金・家族への誠実さ・心の安定)を書き出す
- 得ているものを、関係以外で少しでも得られる場所を探す(友人・趣味・カウンセリング)
- 終わりにする日を決める。「いつか」ではなく日付で
- その日までに伝える方法と、伝えたあとの連絡の断ち方を決めておく
とくに3つ目が大事です。この関係でしか満たされていないものが残ったままだと、やめてもまた同じ形の関係を探してしまいます。
連絡を断つときの手順
決めたあとに戻ってしまう一番のきっかけは、相手からの連絡です。伝えたあとは、連絡が届かない形をつくっておきます。
ブロックは冷たく感じるかもしれませんが、きちんと伝えたあとであれば、お互いのためになります。伝えずに急に連絡を断つと、相手が追ってきたり、こじれたりしやすくなるので、まず伝えるのが先です。
相手がしつこく連絡してくる場合は相手がしつこい・つきまとわれたらで対処の順番を扱っています。
やめたあとにつらくなったら
やめたあとにしばらく喪失感が続くのは自然なことです。誰にも話せない別れなので、気持ちの置き場がなくてつらく感じやすくなります。
時間がたっても眠れない、仕事が手につかないといった状態が続くなら、カウンセリングなど専門家に話すことも考えてみてください。別れのあとの気持ちの整理は関係が終わったあとの喪失感で扱っています。
まとめ
- やめられないのは意志の弱さより、話せる相手が一人だけ・終わりが決まっていないなど関係の置かれ方から来ることが多い
- 会ったあとの後悔・嘘の積み重ね・相手の家庭への嫉妬などが重なったら、やめどきのサイン
- 得ているものと失っているものを書き出し、関係以外で満たせる場所を探してから日付を決める
- 伝えたあとは、履歴を消す・通知を切る・アプリを休む・空いた時間を埋める
- 喪失感が長く続くなら専門家に話す
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