アフィリエイトリンクと
rel=sponsored
アフィリエイトの記事を書いていると、「リンクに sponsored を付けるべきか」「nofollow とどう違うのか」で迷います。Googleは検索セントラルの公式ドキュメントで、有料のリンクにどう印を付けるかを決めています。書かれていることをそのまま確認し、アフィリエイトの記事でどう付けるかを整理します。
Googleが決めている3つの値
Google 検索セントラルの「Google にアウトバウンド リンクの関係性を伝える」というページ(最終更新 2026年3月8日)は、リンクの <a> タグの rel 属性に次の値を使うよう案内しています。
同じページには、nofollow は有料リンクに以前推奨されていた属性で今も使えるが、現在は sponsored が推奨されていると書かれています。
ふつうの紹介リンク(お金のやり取りが無く、Googleにたどってもらって構わないリンク)には、rel 属性を付ける必要はないとも書かれています。
アフィリエイトリンクは sponsored の対象
アフィリエイトリンクは、読者が申し込むと書き手に報酬が支払われるリンクです。Googleの言う「広告や有料プレースメント」、つまり有料リンクとして扱うのが自然です。
Googleの「スパムに関するポリシー」(最終更新 2026年9月2日)は、検索ランキングを操作することを主な目的としたリンクの作成をリンクスパムとしたうえで、リンクの売買について次のように書いています。
「Google は、リンクの売買も、広告やスポンサー活動を目的として行われる限り、ウェブ上での通常の経済活動の一環だということを理解しています。こうしたリンクは、rel="nofollow" 属性や rel="sponsored" 属性を <a> タグに設定している限り、Google ポリシーに対する違反にはなりません。」(Google 検索セントラル「スパムに関するポリシー」より)
同じポリシーには、サイトの評判の不正使用に当たらない例として「ページ全体での適切に処理されたリンクでのアフィリエイト リンクの使用」も挙がっています。一方で、内容の薄いアフィリエイトサイトについての説明もあります。
まとめると、アフィリエイトで稼ぐこと自体は問題にされていません。報酬の出るリンクに sponsored(または nofollow)を付けておけば、リンクの扱いとしてはGoogleのポリシーに沿った状態になります。ただし、記事の中身が薄ければ別の問題になります。
書き方
<a> タグに rel 属性を足すだけです。
- テキストリンク:<a href="(紹介リンクのURL)" rel="sponsored">サービス名</a>
- 複数の値を付ける:rel="sponsored nofollow"(Googleはスペース区切りかカンマ区切りで指定できると書いている)
- 新しいタブで開く場合:target="_blank" と並べて書いてよい
付けても、読者がクリックしたときの動きは変わりません。リンク先に移動し、ASPの計測もふつうに行われます。変わるのは、Googleがそのリンクをどう扱うかです。
Googleのドキュメントには、こうした rel 属性の付いたリンクは一般にたどられないが、リンク先のページが別の経路で見つかり、クロールされることはある、と書かれています。
付け忘れやすい場所
本文のテキストリンクには付けていても、ほかの場所で漏れていることがよくあります。
バナー画像のリンク——画像を <a> で囲んでいる場合も、その <a> に付ける。
ボタン型のリンク——「公式サイトを見る」のようなボタンも、中身は <a> タグ。
比較表の中のリンク——表のセルごとに手で書いたリンクは、1つずつ付いているか確かめる。
サイドバーやフッター——テンプレートに入れた紹介リンクは全ページに出る。まとめて漏れやすい。
ASPのリンクコード——コピーしたコードに rel が最初から入っているかどうかはASPによる。貼る前に中身を見る。
反対に、自分のサイト内の記事どうしのリンク(内部リンク)には付けません。Googleは、自サイト内のページをクロールさせたくない場合は robots.txt、インデックスさせたくない場合は noindex を使うよう案内しています。内部リンクの張り方はアフィリエイトの内部リンクで扱っています。
sponsored はPR表記の代わりにならない
rel 属性はHTMLの中の印で、読者の画面には表示されません。
日本では2023年10月から、広告であることを分からなくする表示(ステルスマーケティング)が景品表示法の規制対象になっています。読者に向けて「PR」「広告」と分かるように表示するのは、これとは別の話です。
rel=sponsored——Googleに向けて、このリンクが有料リンクだと伝える
PR表記——読者に向けて、この記事やリンクが広告だと伝える
どちらか片方で済むものではないので、両方そろえておきます。PR表記をどこに何と書くかはステマ規制で既婚者系アフィリはどこまで書ける?にまとめています。
まとめ
- Googleは有料リンクに sponsored を推奨している。nofollow も使えるが、現在の推奨は sponsored
- 広告・スポンサー目的のリンクは、sponsored か nofollow を付けていればGoogleのポリシー違反にならない
- アフィリエイトリンクは報酬が出るリンクなので、sponsored を付けておく
- 付けてもクリックやASPの計測は変わらない
- バナー・ボタン・比較表・サイドバーのリンクは漏れやすい。内部リンクには付けない
- rel は読者に見えない。PR表記は別に必要
Googleのドキュメントの内容は2026年10月1日に確認したものです。更新されることがあるので、迷ったときはGoogle 検索セントラルの最新の表記を確認してください。
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