共通の知人にアプリで見つかったら|
気まずさを避ける事前設定と対処
知り合いに見つかったらどうしよう——登録をためらう理由として、これはかなり上位に来ます。ただし見つかる仕組みには理由があり、登録前に手を打てる部分がかなりあります。この記事では、なぜ見つかるのか、事前に何ができるのか、実際に見つかったときにどうするのかを順に整理します。
なぜ知人に見つかるのか
家族に知られた場合の影響については既婚者マッチングでバレたらどうなる?で扱っています。この記事が扱うのは配偶者ではなく、職場や地域の知人にアプリ上で見つかるケースです。受ける影響も、取るべき対処も別のものになります。
知人に見つかるのは偶然ではなく、いくつかの仕組みが働いた結果です。原因が分かれば、対策する場所も決まります。
生活圏が近い——同じ地域・同じ沿線で探している人同士は、そもそも表示される候補に入りやすい
条件が似ている——年齢・地域・興味の条件が近いほど、お互いの検索結果に出やすくなる
連絡先の同期——サービスによっては連絡先を参照する機能がある。登録時に許可すると知人と結びつきやすくなる
写真と文章の癖——顔が写っていなくても、服装・背景・書き方の癖で気づかれることがある
特に効くのは1つ目です。地方や郊外では母数が小さいぶん、同じ相手が繰り返し表示されやすくなります。この点については地方・田舎で既婚者マッチングは使える?でも触れています。
逆に言えば、条件と表示のされ方をコントロールできれば、遭遇する確率はかなり下げられます。次の章で具体的に見ていきます。
登録前・登録直後にできる設定
見つかってから対処するより、登録の段階で手を打つほうが圧倒的に楽です。多くのサービスに用意されている機能を、順に確認していきます。
- 知り合いに表示させない機能——連絡先に登録している相手を候補から外す機能。名称はサービスごとに違うが、多くの既婚者向けサービスにある
- 連絡先へのアクセス許可——登録時に求められた場合、何に使われるかを確認してから判断する
- プロフィールの公開範囲——いいねした相手にだけ公開する、といった設定があるか確認する
- 検索条件を生活圏そのものにしない——勤務先の最寄りや自宅の最寄りを指定すると、同じ生活圏の人と当たりやすくなる
- 勤務先や業種を書きすぎない——業種と地域の組み合わせだけで、候補が数人まで絞られることがある
写真については、顔を出すかどうかよりも背景と服装のほうが特定につながりやすいことを覚えておいてください。職場の駐車場、いつも着ている制服、家の中の見慣れた家具。顔を隠しても、知っている人には分かります。詳しくは既婚者マッチングの顔写真はどうする?を参照してください。
なお、設定は登録直後に済ませておくのが鉄則です。後から設定しても、それまでに表示された履歴は取り消せません。
見つけてしまった・見つかったときの対処
設定をしていても、遭遇することはあります。このとき最初に押さえておきたいのは、相手も同じ立場だという事実です。
既婚者向けのサービスは、登録している時点で相手も既婚者です。つまりお互いに、この件を広めるメリットがまったくありません。一方的に見つかったのではなく、相互に見つけ合った状態だと理解しておくと、冷静に対処しやすくなります。
どの場合でも共通するのは、行動を起こすほど事態が複雑になるということです。ブロックや非表示にして、それ以上何もしないのが最も安全な選択になります。
やってはいけない対応
実際にこじれるのは、見つかったこと自体ではなくその後の行動によることがほとんどです。避けたいものを挙げておきます。
先に言い訳を送る——相手が気づいていない段階でこちらから触れると、知らなかった人にまで知らせることになる
第三者に相談する——共通の知人に確認しようとすると、その時点で関係のない人に情報が渡る
スクリーンショットを撮る——証拠として残す行為は、こちらが加害側と受け取られる余地を作る。相手に知られた場合の悪化が大きい
現実の場で探りを入れる——話題を振って反応を見る行為は、相手にとっていちばん避けたい事態そのもの
アカウントを慌てて消す——消しても相手の記憶は消えない。むしろ不自然な動きとして残ることがある
特に3つ目は注意が必要です。相手の画面を保存する行為は、事情がどうあれ後から説明が難しくなります。自分の身を守るつもりの行動が、逆の立場に置かれる原因になります。
既婚者マッチングの利用そのものに罪悪感を抱えている人は少なくありませんが、その感情に押されて行動すると判断を誤りがちです。この点については既婚者マッチングに罪悪感がある人へでも触れています。
そもそも遭遇する確率を下げる考え方
対処法を知っておくことは大事ですが、現実的にいちばん効くのは母数の大きいサービスを選ぶことです。登録者が少ないサービスほど、同じ地域の候補が繰り返し表示されます。
会員数や対象範囲はサービスごとに違うので、比較一覧で確認してから選んでください。地方在住の場合は、地域限定の小さいサービスより全国規模のサービスのほうが結果的に安全になることがあります。
もうひとつ、知人に見つかること自体は、実は最悪の事態ではありません。相手も既婚者である以上、リスクは対称です。本当に避けたいのは配偶者に知られることのほうで、そちらへの対策は位置情報でバレることはある?やスマホから足がつかないためにで扱っています。優先順位を間違えないでください。
登録前チェックリスト
この記事の内容を、登録前に確認できる形にまとめます。
- 知り合いを非表示にする機能があるサービスかを確認した
- 連絡先へのアクセスを求められたとき、用途を確認して判断すると決めた
- 検索条件に自宅・勤務先の最寄りをそのまま入れないと決めた
- プロフィールに業種と地域を同時に書かないようにした
- 写真の背景と服装から職場・自宅が分からないか見直した
- 見つけた場合はブロックか非表示にして何もしない、と決めておいた
最後の項目が意外と大事です。実際に遭遇したときは動揺するので、そのとき考えるのではなく、事前に対応を決めておくほうが確実に間違いません。
実際に各サービスに登録・利用し、会員層・安全機能・使い勝手を検証。中立的な視点から情報を発信しています。
関連記事
この記事が参考になったらシェアしてください
X でシェアする