競合サイトの月収はいくら?
順位×検索数×CVRで収益を推定する手順
そのジャンルに参入する価値があるかは、上位サイトがいくら稼いでいるかを推定すると見えてきます。必要なのは順位別のクリック率と検索ボリューム、そして単価だけです。手順と、既婚者ジャンルに当てはめた場合の数字を並べます。
目次
なぜ推定するのか|参入するかどうかを決めるため
競合の収益を推定する目的は、羨ましがるためではなくそのジャンルに時間を使う価値があるかを判断するためです。上位を取っても月1万円にしかならない領域に半年かけるのは、判断としては失敗です。
推定でわかるのは主に3つです。
市場の上限——そのキーワード群で1位を取ったとき、いくらになるか
参入の余地——上位サイトの中身が薄ければ、勝てる可能性がある
撤退の基準——推定額が目標に届かないなら、最初から別のテーマを選ぶ
自分のサイトの必要PVを逆算する話は月5万円に必要なPVの記事で扱っています。ここでは他人のサイトを外から推定する手順に絞ります。
推定の手順|4つの数字を掛けるだけ
式は単純です。月間検索数 × 順位別クリック率 × 成約率 × 実質単価。これを主要キーワードごとに出して合計します。
- ①対象キーワードを洗い出す——競合サイトが上位に入っている言葉を集める。順位計測ツールか、実際に検索して確認する
- ②各キーワードの月間検索数を調べる——キーワード調査ツールの推定値を使う。幅で見る
- ③順位別クリック率を当てる——下の表の目安を使う。1位と5位で5倍以上違う
- ④成約率と単価を仮に置く——成約率は控えめに。単価は案件ページの公開単価を使う
たとえば月間検索数1,000の言葉で3位、クリック率10%なら月100クリック。成約率3%で3件、単価5,000円ならその言葉だけで月15,000円という計算になります。
これを上位に入っている言葉すべてで足し上げると、そのサイトの検索経由の収益がおおよそ見えます。
順位別クリック率の目安|1ページ目でも下のほうは取れない
順位ごとのクリック率は、業界で共有されている一般的な目安があります。検索意図や表示のされ方で大きく変わるため、あくまで幅として使ってください。
ここで重要なのは11位以下はほぼ収益にならないという点です。2ページ目にある記事を100本持っていても、1ページ目の記事1本に及びません。推定するときも、11位以下の言葉は数に入れないほうが実態に近くなります。
近年は検索結果の上部に別の要素が入ることが増え、同じ順位でも以前よりクリック率が下がる傾向があります。目安の下限側で見ておくと、推定が過大になりません。
自分のサイトの実際のクリック率は検索の管理ツールで確認できます。推定に使う数字を実測値に置き換えていくと精度が上がります。
既婚者ジャンルに当てはめるとどうなるか
このジャンルの特徴は検索数が小さく、単価が高いことです。他ジャンルの感覚で見ると数字が小さく見えますが、単価で挽回します。
したがって既婚者ジャンルは、1本のサイトで大きく稼ぐより、少ない労力で回収に届くタイプの領域です。月数万円のために100本書くのは割に合いませんが、数十本で届くなら判断は変わります。
実際、当サイトの計測でも、アフィリエイターが検索する交差点ワードは競合が薄く記事本数が一桁でも10位前後に入る一方、会員向けの本命ワードは80本以上書いても60〜80位から動いていません。同じサイト内でも領域によってここまで差が出ます。
推定が外れる理由
検索ボリュームの推定値がずれている——ツールが出すのは推定値で、実際の表示回数とは食い違う。特に検索数の小さい言葉ほどずれが大きい
承認率を織り込んでいない——発生した成果がすべて承認されるわけではない。実質単価は公開単価より下がる
検索以外の流入がある——SNSやメールからの流入は外から見えない。推定は検索経由の下限として扱う
特別単価が適用されている——公開単価で計算すると実際より低く出る。上振れの要因になる
複数案件を扱っている——1案件で計算すると全体を過小評価する
これらを踏まえると、推定値は桁を確認するための道具だと考えるのが適切です。月3万円なのか30万円なのかが分かれば、参入の判断には足ります。1万円単位の精度を求める意味はありません。
承認率が収益に与える影響については否認される7つのパターンを参照してください。推定でも実務でも、ここが一番効きます。
まとめ
- 推定の目的は参入と撤退の判断。桁が分かれば足りる
- 式は月間検索数×順位別クリック率×成約率×実質単価
- 11位以下はほぼ収益にならない。推定でも数に入れない
- 既婚者ジャンルは検索数が小さく単価が高い。少ない本数で回収に届くタイプ
- 推定はボリュームの誤差・承認率・検索以外の流入で外れる。下限として扱う
参入前にこの計算をしておくと、結果が出ないときに続けるか判断できます。推定額に対して自分の数字がどこにいるかが分かるからです。
実際に各サービスに登録・利用し、会員層・安全機能・使い勝手を検証。中立的な視点から情報を発信しています。
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